プッチ神父迷言集

ジョジョ史上最狂の電波野郎ことプッチ神父
(とそのスタンド達)の迷言を集めてみました

 


「『一手』遅カッタ…ナ… 空条 承太郎…… 待ッテイタゾ コノ時ヲ」 (SO3巻)

ホワイトスネイク初登場時の科白。
この時はまだ人の頭からディスクを抜き取る正体不明のスタンドでした。


「マックイイーン 君こそ 真ノ邪悪ダ」 (SO3巻)

マックイイーンの記憶ディスクより。
全部カタカナで喋るのかと思いきや地味に平仮名も使ってるね。


「もう少し…… わたしは日曜の礼拝まで泊まり込みの宿直ですから」 (SO4巻)

特に注目するような科白じゃあありませんが
プッチ神父自身が初めて発した科白(であると思われる)なので収録。


「『人』と『動物』の違いとは いったい何か………? わかりますか?」
「それは『天国へ行きたい』と思う事だよ 人はそう思う…………
 犬やオームにその概念はない」
(SO4巻)

これも特に注目するような科白じゃあないのかもしれないけれど
神父が『天国』への拘りを最初に見せたシーンです。


「落ち着け………… 心を平静にして考えるんだ…こんな時どうするか……
 2… 3 5… 7… 落ち着くんだ…『素数』を数えて落ち着くんだ…
 『素数』は1と自分の数でしか割ることのできない孤独な数字……
 わたしに勇気を与えてくれる」
(SO6巻)

HEEEEYYYY!! 伝説の名言キタァァァ!!
プッチ神父といえば素数! 爪を噛むクセとかならまだわかるけど
素数を数えるクセとか何事ですかと、しかも後半三桁まで数えてるし。
まったくこのわけわからなさはシビれるね。


「かなり肝を冷やしたが 蛙に(スネイク)が敗北するわけがない」 (SO4巻)

三すくみにおいてはヘビはカエルに強い、とされています。
このやろう誰がうまいことをいえと(ry
てことはナメクジのスタンドが来たら流石のホワイトスネイクもピンチかしら。


「オレをなめんじゃあないぞッ!
 なんも変わりはしないッ! 『スタープラチナ』が戻ってもお前の父親はただの
 デクの棒だッ!! 娘のおまえの事さえ思い出す事は決してないなあ───ッ」
(SO6巻)

久々に単独で喋ったホワイトスネイクは特徴的なカタカナ語ではなく
第五部のディアボロの「お前は私を本気で怒らせたッ!」並みの
ひでえかんしゃくを起こしやがりました。なめんじゃあないぞって……


「『聖なるものを犬にやるな』
 『彼らはそれを足で踏みつけ向きなおって
  あなたがたにかみついてくるであろう』
 マタイ伝7章6節」
(SO7巻)

神父の科白というか、聖書(?)を朗読しているだけなんだけど
ディアボロの大冒険で漢鑑定愛好家の方なら何度か聞いたことがあるでしょう。


「なあ 好奇心で聞くんだが ………DIO 君が出会った『スタンド能力』の中で……
 一番『弱い』能力って…… どんなヤツだい? 君が今まで世界中から
 捜し求めたヤツでもいいし… 新しく発現させたスタンドでもいい…」


「どんな者だろうと人にはそれぞれその個性にあった適材適所がある
 王には王の…… 料理人には料理人の…… それが生きるという事だ
 スタンドも同様 『強い』『弱い』の概念はない」


「質問が悪かった……
 子供が遊びで話す『スタローンとジャン・クロード・バンダムはどっちが強い?』
 そのレベルでいいよ」


「…………」
「『サバイバー』と名付けたスタンドが最も『弱い』
 だが手にあまる」


「『サバイバー』……
 名前は強そうだな」
(SO7巻)

神父の回想内での神父とDIOの会話。
コピペとして見ても改変のし甲斐がある良い会話です(
料理人の個性ってのはきっとトニオさんのパールジャムなんだろう。


「なあ…質問したのはこっちだぞ」 (SO10巻)

単独時のホワイトスネイクは完璧にカタカナ喋りをやめたようです。
(このシーンではすぐ傍にプッチ神父が居るので神父の科白である可能性もあるけど)
そしてジョジョ恒例の「質問に質問で返すな」シリーズの科白だけど
ホワイトスネイクはそんなに怒ってはいない様です。


「そこだぁ───ッ くたばれッ!『フー・ファイターズ』!」
「ウショオオアアアアアッ!!」
(SO11巻)

何度読んでも笑えるッ! 何なのこの叫び声はwwwwwww
「ウシャアアア」ならわかる、「ウオシャアアア」ってのも面白いけどわかる。
「ウショオオアアア」って何事!? 発音は「ウシャアアア」に近いんだろうけど
字面が凄まじすぎて爆笑を禁じえないッ!
その凄まじさは思わずページのタイトルにしてしまうぐらいだッ!!


「人が敗北する原因は…『恥』のためだ
 人は『恥』のために死ぬ」
(SO11巻)

この辺から神父の科白の意味不明さがパワーアップしていきます。
よく読むと結構いいこと言ってる気がするけど多分気のせい。


(『糸のスタンド』………… 今の こいつのスピードとパワーは
 わたしに読めない動きではなかった…………
 だが この『糸の集まり』は…………
 『剛』と『柔』のしなやかな強さがある……!!)
(SO11巻)

徐倫のストーンフリーと初めて対戦し、その能力を評しての科白。
ストーンフリーは決して強力なスタンドではなかったけど弱いスタンドではなかった。


「神を愛するように君のことを愛している」(SO11巻)

回想シーンでDIOに向かっての科白。
なんかよくわからんが素晴らしい科白だよな。


「崖に激突して死ぬツバメがいるそうだ……
 そのツバメは得てして他のツバメよりもとても上手に
 エサを捕獲したりするのだが……」
「宙返りの角度の危険の限界を親ツバメから教わっていないため
 つい 無謀な角度で飛行してしまう だが その親は教えないのではなく
 そのまた親から教わっていないので教えられないのだ(・・・・・・・・)
 彼ら一族は短命な者が多く なぜ事故にあいやすいのか気づいてさえもいない」

「承太郎は短命だったな」
(SO11巻)

徐倫との戦闘中に放ったかなり長くまわりくどい言い回し。
こーいう長ったらしい言い回しは大好きですよ。
しかしこんな長ったらしい皮肉文をとっさに出せたらカッコイイよな(


(『目隠し』したのに…… なぜわかった?
 つないだ この手錠の振動の感触か!?)
  (ち…違う…… 凄みだ… こ……こいつ凄みで!
 わたしの攻撃を探知したんだ…)
(SO11巻)

第六部を代表する有名な科白のひとつ。
これのおかげで何でもかんでも『凄み』ひとつで解決できるように!
いやでも実際凄みってのは凄いと思うよ、凄み。


ザ・ニュー神父!!! (Act.96)

明らかに神父の科白じゃあないけど神父を語る上で欠かせない要素なので収録。
緑色の赤ちゃんと融合し、髪が伸びて変なまつ毛が生えてジョースター家伝統の
星型のアザが出来て能力も若干暴走をはじめた新生プッチ神父を評して描かれた
超有名なアオリ文。正確には『緑色の赤ちゃんとの融合以降、C-MOON発現以前』の状態が
『ザ・ニュー神父』なのだけど、ディアボロの大冒険ではMIH発現後の神父が
ザ・ニューであるものとして扱われています。わしもそっちの方がわかりやすいとは思う。


「ヴェルサスッ!
 おまえごときうすっぺらな藁の家が
 深遠なる目的のわたしとDIOの砦に
 踏み込んで来るんじゃあないッ!」
(SO14巻)

個人的には素数に匹敵する伝説の名言。
DIOの息子の一人であるヴェルサスの予想外な行動に対して発した科白。
注意深く読めば『三匹の子豚』をモチーフにした科白であることはわかるんだけど
流石にいくらなんでも唐突過ぎて爆笑してしまう。
さらに半ページにわたる大ゴマで歯を剥き出しにして
叫んでいる神父の表情もまた笑いを誘う。


「……でも太陽アレルギーだなんてウソは泥棒はつかないだろう
 たとえ悪魔だってそんなウソはつかない
 きっと本当だからここにいるんだと思う 通報なんかするものか」
(SO15巻)

回想シーンにて、若き日に世界中を旅していたDIOと出会い
「私は泥棒かもしれないぜ」と言われた時の神父の科白。
この頃の神父は只の気のいい善人だったんだということを痛感させられる。


「呪われるべきはこのわたしだッ!」 (SO15巻)

結果的に自分の行動のせいで妹ペルラを死なせてしまったプッチ神父の科白。
ディアボロの大冒k(ry


「違う わたしはおまえの『兄』だからだ」 (SO15巻)

回想シーンの中でウェザーと初対面したときの神父の科白。
こんなこと言って相手が油断したスキにホワイトスネイクで記憶DISCを抜き取り
悪魔の虹の能力を封印した…… って言えばまぁなんてことない科白なんだけど
前後の会話に脈絡がなさすぎてまた笑いを誘う科白の一つである。


「安っぽい感情で動いてるんじゃあないッ!

 『人』は天国に行かなくてはならないッ!
 目指したものは全ての人々をそこへ導ける!
 おまえらはそれを邪魔しているんだ……
 少しばかりの人間が犠牲になったからといって……」
 

どこへ行かれるのですか?(ドミネ・クオ・ヴァディス)
 おまえは『磔刑』だ───ッ!!」
(SO15巻)

またしても勢いあって意味がわからんすごい科白。
カタツムリ化してなおダイバーダウンで立ち向かってくる往生際の悪いアナスイに向かって。
キリスト教の伝説が由来みたいだけどもうこの際そんなことはどうでもいい。
自分の邪魔をしようとするムカつく奴がいたらこの科白で一喝してしまおう。

どうでもいいけどこのシーンで神父、ホワイトスネイク出して戦ってんだよね。
この少し前の巻で「ホワイトスネイクはもう私のスタンドではなくなっている」って
言ってたはずだからC-MOONが出てきててもいいと思うんだけどな。


「これは… わたしの都合のいい命乞いなんかではない」 (SO16巻)

ウェザーに追い詰められ半殺しにされたところで
お前を殺さず生かしておいたのはお前を救いたかったからだ、とか
どう見ても都合のいい命乞いにしか聞こえない話を始めたプッチ神父。
この辺のシーンの神父はカッコ悪いです、非常に(


「君の質問に付き合わなきゃあいけないのか?
 親切をしたんだから それでいいだろう……
 並んでる間のヒマつぶしなら他でやれ… 私は15分程度
 急ぐためにここに来たのではないんだからな」
(SO16巻)

ケネディ宇宙センターにて、せっかくわざわざ列の順番を譲ってくれた人に対し
体調が悪いせいか酷い態度で突き放すプッチ神父。
やっぱりディアボロの大冒険で聞いたことのある科白を言っています。


「始末シニキタ 2日待テナイノナラ…」 (SO16巻)

ついに登場した(ディアボロの大冒険では)最悪のスタンド・C-MOON、
その最初の科白。ホワイトスネイクといいどうも神父のスタンドは思考分離型っぽい。
ホワイトスネイク初期のカタカナ喋りが復活しているのも気になるがそれ以上に
いきなり妙な倒置法で喋りだす点がインパクト抜群だ。


「おまえはわたしにとって
 釈迦の手のひらを飛び回る孫悟空ですらない」
(SO16巻)

ケネディ宇宙センターで背後からのアナスイの攻撃を
ややグロい方法で回避して言った一言。
流石神父は様々な宗教に通じているね、だけど自分を釈迦に例えるのは
流石に奢り高ぶりすぎだとは思う。


「このフレームに突っ込ませられて!
 意味がわかったッ!」
(SO17巻)

ついに復活した承太郎のスタプラにブン殴られてドアフレームに突っ込まれた
神父が唐突に放った科白。てかあのスタプラに脳天ブン殴られて意識を失わないとか
どんだけ頑丈なんだ神父の頭はァッ!(瞬時に自分の頭を裏返らせてダメージ軽減したとか?)
とりあえず雑誌掲載時は『突っ込まれて正解!!』という伝説のアオリがつきました。


「おまえたちには計り知れない事だろうが 最後にひとつ言っておく 『時は加速』する」
「わたしの能力は……完成したようだ そしてこれは……おまえたちを
 始末するための能力ではないし 『最強』になるための力でもない…
 この世の人類が真の幸福に導かれるための力なのだ」
(SO17巻)

スタンドが進化して浮かれているプッチ神父の演説。
このあとすぐ下の科白につながります。


「名を冠するなら『天国への階段(STAIRWAY TO HEAVEN)』」 (Act.152)
「名を冠するなら『メイド・イン・ヘブン』」 (SO17巻)

ハイきましたよー雑誌掲載時とコミックス時で名称の違うスタンドー。
スタンドの能力や神父の意思を考えるとステアウェイの方がしっくり来るんだけど
覚えやすさや言いやすさ、インパクトを見るとメイドインのほうが好きなのよね。
ただひぐらしのイリーはもうちょっとパクり方を考えろと言いたい。


「『二手』遅れたようだな…………」 (SO17巻)

親友DIO直伝のナイフ攻撃&ストーンフリーの手をつかったフェイク攻撃によって
承太郎に反撃のスキを与えなかった神父の勝利宣言。
このページの一番上にもある、第六部序盤のあの科白が再び登場し、
時間加速によってさらに手数を増やした形になった。
にしても娘を盾にするとかやっぱり卑怯だ神父。この直後の数ページは見るに耐えない。


「『時の加速』により 『加速』の行きつく究極の所!
 『宇宙』は一巡したッ! 『新しい世界』だッ!
 人類は一つの終点に到着し『夜明け』を迎えたのだッ!」
(SO17巻)

メイドインヘブンの能力が完成しご満悦の表情……でもない神父の科白。
主人公勢を単機で全滅させるわ、宇宙一巡とかいうわけわからない概念は打ち出すわ
まったく色々と破天荒なボスだわこの人はァ!


「『覚悟』は『絶望』を吹き飛ばすからだッ!」
「人類はこれで変わるッ! これがわたしの求めたものッ!
 『メイド・イン・ヘブン』だッ!」
(SO17巻)

共感できる部分もあるけど基本的に押し付けがましい話をしながら
メイドインヘブンの能力から新世界の幸福論を語るプッチ神父。
ここでもやっぱり雑誌掲載時はステアウェイです。


「神の御命においてしりぞけるッ!
 お前の行動は エンポリオ…… 自分の悲鳴をさらに
 地獄のラッパにするだけの事だった!!」
(SO17巻)

もうおわかりかと思いますがディアボロの大冒険にもでてる科白です(
あとはまぁプッチ神父の数少ない神父らしい科白ってとこですかね。


「ここでわたしは死ぬわけにはいかないのだ───ッ」 (SO17巻)

出ました安っぽい命乞い。
ここらへんのエンポリオは特にかっこよいですよ。
褌はウェザーの褌ですが。


「ぐあばああああ」 (SO17巻)

雑誌では省略されている(?)プッチ神父の断末魔。
純粋酸素で体組織をこっぴどく破壊された後に情け容赦ないラッシュ攻撃を
顔面にくらい、顔が半分砕けてもまだまだ殴られて絶命します。
ディアボロの最期に比べれば全然なまっちょろいけど結構凄絶な最期でした。