コズミックブレイク最初期に実装された、初のSサイズ以外のジアスロボであり、現在に至るまで3機しか存在しないLサイズのヒューマノイドであり、かつ唯一のLサイズ空戦ジアスである。又の名を『光輪の機動装甲』。
シノ・イクスロード同様に「乗ってるタイプ」のジアスロボであり、操縦している女の子ロボが「ソア・ラ」で、機動装甲「ニンバス」とあわせて一機のロボ扱いになっている。ソア・ラの操る機動装甲はニンバス以外にも「フレジア」と「カリスト」の合計三種類が確認されている。また、ソア・ラ(水着)の存在から降りることは可能なようである。
C21の時代からお馴染みの重機動ロボ・ビッグマンテス様を思わせる風貌を持ちながら、Lサイズとしてはかなりの機敏さを誇る。 ……というのも過去の話で、最近のLサイズ空戦は非常にFly値の高いものが多く、それらから見ると遅い部類に入ってしまう。
だが一応Lサイズ故にシェイデンBS(Fly値を無視して限界速度を突破できる)が扱えるのでFly値の低さはそこまで気にしなくてもいい。他にもLサイズであることが幸いし、様々な大型装備を扱えるのが長所である。が、同時にLサイズ故に被弾面積がやたら広いという短所も抱える。後述のジュピタイザーのためにキャパシティに余裕が無く、大型の装備が扱えるのに高コスト過ぎて装備できないといったこともしばしば。
特徴として、BDに対地爆撃兵装「ジュピタイザー」を搭載している点が挙げられる。これは下方向に対して射程無限のサブ武器であり、真下にいる相手めがけてビーム属性の爆撃を放ち広範囲を攻撃するというもの。そこそこ高めの威力を持ち、リペアビットで回復するために集まっている敵軍、所謂「リペ団子」を一掃することが出来る。ビーム属性であるため陸戦機に対しても効果大である。
さらに後期型のソアラニンバスにはAMに小型ジュピタイザーを内臓し、長射程の電磁砲として搭載している物がある。これは通称「ソアラ砲」と呼ばれ、先述のBD内臓ジュピタイザーと違い着脱が可能なので他のLサイズ空戦機に搭載され、シェイデンBSと共に運用される「デンソアラ」というアセンブルが一時期流行した。
このジュピタイザーという装備、本来は制御が非常に難しく、常に暴走の危険を孕んでいるのだがソア・ラの超絶技巧で見事制御している……という設定だったのだが、ジュピタイザーを内臓しているくせに誰でも扱える先述のソアラ砲が登場したり、そもそもソアラと完全に無関係なのに悠々ジュピタイザー砲を使用するイニトォン0810が実装されたり、設定の形骸化が見られる。 ……もしかしたら制御が難しいのはソアラBD内臓の大型ジュピタイザーだけで、小型のジュピタイザーなら暴走の危険性は無いのかもしれない。
バリエーション機となる「フレジア」はジュピタイザーを同時に三発、「カリスト」に至っては五発もいっぺんに発射することが出来る。特に「カリスト」のジュピタイザーは異常に強力すぎた為、2012/7/19 のアップデートにおいて大幅な弱体化修正を受けてしまった。零型と同時に修正されるぐらいだから大概である。