デストラクトガール

デストラクトガール

  • 兵科:Sサイズ 砲戦
  • 実装日:2009/9/24
  • CV:りこ。(固有CVがついたのは2010/4/29)
  •  第一期擬人化ロボ・コズミックガールの砲戦担当。元となったのはCBの前身であるC21でも馴染みの深かったLサイズ砲戦の名機デストラクト。

     デストラクトというのはC21の頃から高い誘導性能を持つミサイルを内蔵した強力なロボであり、CBに来てもその性能に衰えはなかっ…… いやちょっとは弱体化されてたような気もする。なんせC21では780円の課金機体だったんだし。
     名の通り破壊神だったり破壊の化身だったりする尊大な設定を持っていることから「デス様」と様付けで呼ばれたり、ライバル機といえるコントラディクトが実装されたり(こいつも後でC21からCBに輸入された)色々と愛された機体であった。そしてデストラクトガールもそんなデス様を愛した者の一人であり、他の二人同様「愛のパワーと気合でコズミックロボに成りきって戦う能力を得た」者の一人である。

     だいたいの特徴としては他の二人同様、本家と似たような能力を持つジアス機体、という扱いだが、本家がSサイズ及びMサイズであるほかの二人と比べ本家とのサイズ差が大きく、回避能力が高めであるという違いをもつ。
     ……といってもそれは実装当初の話で、昨今の基準で見ると「S砲にしてはFlyが7と低く(最近のS砲ではかなり鈍重なほうであるルーシェですらFlyは12ある)フロートダッシュやクイックランディングといった回避に便利なカートリッジを持っておらず(ショトブはあるがクイランが無いので回避力は落ちる)ついでにキャパシティが物凄く低い」と多くの難点を抱える。

     利点はというと当時はそもそも根本的に所持していること自体が珍しかったブロードレーダーを持っていたこと、そして現在に至っても未だに貴重な内増強化カートリッジ4枚持ちであることだろうか。内増強化を4枚持つロボは現在に至るまでこいつとララ・リコット、あとキャノンボールぐらいしか存在しない。……といってもこれは逆に難点でもあるのだが。
     内増強化をすべて取ると、BD内臓ミサイルが性能だけなら本家デストラクトを上回り、アンチホーミングでもついてないかぎり空中の相手であれば(昨今の高性能空戦機であろうと)高確率で叩き落せる非常に強力な武装となる。 ……なるのだが、元々キャパシティに余裕のないデストラクトガールでこれをやると本当にキャパシティがカッツカツになってしまい、手持ち武器を持たす余裕もチューンをする余裕もろくすっぽ無くなってしまう。
     敢えて内臓を切って(もしくは2〜3枚だけ取って)ミサイルは牽制武装と割り切って手持ち武器と機動系チューンで戦う「内蔵切り型」か、内臓を4枚取り超性能のミサイルで空中を制圧し他は気合でなんとかする「内臓取り型」の2タイプに分類されることが多い。

     それと、Flyが低いかわりにジアスロボとしては法外な高さのTgh値を誇るのも特徴のひとつ。純正のSサイズ機でTghが22もある奴なんてのは他にはサイコフォーミュラの亜種ぐらいなものである(尤も砲戦機でこんなTghがあっても持て余すというのは内緒)

     他の第一期ガールズが巨乳なのに何故かこいつだけ酷い絶壁である。胸部は装甲版で覆われているため正確にはわからないがロボ説明文にある「コンプレックス」というのはおっぱいのことを指しているのだというのが紳士ヒーローの共通認識である、多分。
     ……っつーか、おかしいな、胸がないほうが動きやすいハズなのに貧乳の砲戦機は揃いも揃って鈍足ではないか。

     あと、他の二人は出撃時に本家の性能を称えるセリフがあるのだが、こいつにだけ何故か無い。それどころかサンタ服Ver限定だが「デス子って呼ぶのやめてください」と、デストラクト扱いされるのを嫌がっているとすら取れるセリフを吐く(単にDeath子って響きが嫌なだけなんだろうが)

     バリエーション機としてサンタ服Verと、後述のゼロスキンVerが存在する。 ……のだが、サンタ服Verは同期の二人と違い何故か内蔵ミサイルがオミットされてしまっており、代わりにクイックランディングが追加されていてなんだか別の機体である。



    デストラクトガール(ゼロスキン)

  • 兵科:Sサイズ 砲戦
  • 実装日:2012/7/12
  • CV:りこ。
  •  長年の時を経て、次の零型実装までの時間稼ぎ的に実装されたゼロスキン仕様のデストラクトガールである。

     公式イラストもボイスも使いまわし、せっかくのゼロスキンながらどことなくボディペイント臭の漂う手抜きっぽいスキン、と物凄い突貫工事の急造仕様にしか思えない実装のされ方をした不憫な娘である。……とは云ったものの、旧デス子は公式イラストに比べて装甲パーツが多いためイラストとの差異が大きかったのに対して、装甲パーツがいくつか排除されているこちらのゼロスキンデス子はある意味公式イラストにより忠実になったとも云える。

     性能面ではBD内臓が2連射できる仕様になり使い勝手(と弾切れ速度)が向上した他、カートリッジにクイックランディングが追加されておりショトブクイランが可能になっている等、改善されている面も見られるのだがステータスは据え置きであるため低いFlyなどはそのまんまである。





    セリフとかボイスとか
    出撃 「行きます!」
    「そう簡単にはやられません」
    「この格好、よく転ぶんです」
    撃破 「やりました!」
    「ごめんなさい」
    「余所見してるからですよ」
    「邪魔しないで下さい!」
    被弾 「いやっ…」
    「ああっ…!」
    被撃墜 「そんなぁ!」
    「みんな……ごめんなさい……」
    その他 【BD内臓サブ発射時】
    「捉えました!」
    「逃しません!」
    「狙い撃ちます!」
    「そこを動かないで!」

    ゆげぇでの扱い

     ゆっちぇが「(リリレインに続く)俺様の嫁」と称している。デス子が嫁というよりは「よくわからんロボとよくわからん女の子ばかりのCBで、C21で慣れ親しんだデストラクト由来のキャラが居たので使ってみた」というのが主な理由である。ようは故郷から遠く離れた土地で同郷の子に出会ったような気分であると本人は云っている。
     実際、ゆっちぇが嫁だと云い張っている娘らの中では最も長期間に渡りメインキャラとして扱われていた娘ではある。