2011年の初夏にメルフィを従えコズミックアークにやってきた姫騎士。
王宮は退屈だから武者修行の旅に出るのだー!つって国を飛び出してきたという、おてんば姫のテンプレートみたいな性格をしている姫様で、「お姫様ってゆーな」と「スカートなんか履くもんか」が口癖。……だがスカートを嫌う割には普段の戦闘服がレオタードの上に装甲を装備しただけの、一般的なスカートよりよっぽど恥ずかしい格好だと思うのだがいかがなものだろうか。
当時はバンガードフェンサーが猛威を振るいはじめていたこともあり、剣を持った西洋騎士風のジアスと聞いて「すわバンガードフェンサーガールか!?」と皆警戒したものの、蓋を開けてみるとガラポンの金賞ジアスとしては群を抜いて使えない性能であったため皆ズコーとなったそうな。
(同じことクテンのところでも云ってるけどあっちはあくまで前任がぶっ壊れすぎてただけでそこそこ程度には強かったが、こっちはそこそこどころか本当に弱い)
具体的に云うとまずステータスが足りていない。Strはそこそこあるものの格闘陸としてはWlkがかなり低めで、前線に着くまでにボコボコにされるし逃げる相手には追いつけない。あと武器の威力がバグか何かで表記より低く、攻撃範囲・誘導性ともに頼りない。
さらにジアスロボとしては唯一『AURA機構』というWBゲージを消費して一定時間パワーアップするというシステムを搭載しているのが特徴なのだが(※)、これのせいでWBの変更が出来ず、ペポと同様にWB展開による無敵抜けが出来ない。補助ならまだしも殴り合いが本分の格陸でこれは致命傷。AURA発動で基本ステータスが伸びて足の遅さは若干改善されるものの「AURA発動させてようやくコスト並みの性能になる」といったレベルでAURA機構のありがたみはゼロキログラムである。
あとAURA発動でシールドビット的なものを展開するのだが、これが本体からかなり距離を置いた場所に展開されるので敵の攻撃を全く防いでくれないという困ったシールドであるらしい。見た目はかなりかっこいいが。
また、従者のメルフィがいろいろな意味で非常に強いキャラだったこともエリザロッテの弱さを引き立たせている。
こんな感じなので他に優秀な格陸がなんぼでもいるSサイズのジアス陸戦としては底辺に位置し、産廃ジアスの代名詞的な存在になっている。同じく弱いSサイズ格陸として桜華太夫とよく比較され、最弱の座をいつも争っているらしい。
あまりにも弱い弱いと騒がれすぎたせいか、逆にエリザロッテを好んで使うような修羅格陸使いも少数存在している。昨今エリザで生き残ってるような奴は大体そんな輩なので実際に戦場で対面すると予想外の強さに驚かされることが多い。
外見的には金髪+青と白のツートンカラーというアークゲーのイケメンポジや主役級の武装神姫と同じ配色であり、ボイスもアミュ学連中の中ではがんばってる方であるなど、性能以外の面においては悪いキャラではない。それとはあまり関係ないが、お姫様だからなのかガラポンに再登場する確率が他の2011年製ジアスに比べて極端に低く(少なくとも週ガラには殆ど出てこない)、現在まで制服エリザを除いてバリエーション機が一つも作られていない。
コレカキャンペーンの景品として制服仕様のエリザロッテが配布されたことがあるが、同キャンペーン中条件が最も甘かったため所持している人は結構いるものと思われる。実家(プリッツァ王国の王城?)から勝手に持ってきた高価な日本刀を装備しているが性能はフツーのエリザが持ってるシヴァリーキャリバーとだいたい同じ。だが(他のコレカキャンペーン機もそうだが)セリフが殆ど新録でバリエーションも多いため戦場に出すより飾っておいたほうがたぶんいい。
先述のとおり登場当初はバンガードフェンサーガールかと疑われたが、後年になって所持武器・モーションなどの点から本当にバンガードフェンサーガールみたいな性能をしているシルビアが実装されてしまった。しかも設定上はコイツの師匠にあたる。シルビアはあんなに強いのにどうしてエリザはこうなった。
……のだが、去る2011/11/1、初の武装違いバリエーション機としてエリザロッテ・グランツが実装された。このグランツがとんでもない大問題児で、簡単に云うとシルビアの突進攻撃が使えるようになったエリザで、殆どエリザの皮かぶった別物と呼べるほどのパワーアップを遂げている。そのためこれ以降、戦場でエリザのボイスが聞こえてもハハッエリザwなどと笑っていられなくなった。
※尚、現在は三神官の実装により唯一のAURAジアスではなくなった。
セリフとかボイスとか | |
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出撃 |
「メルフィの矢はトラウマだわ……」 「手加減しないわよ!」 「スカートなんか穿いてやるもんですかっ!」 「お姫様だ、なんて呼ばせないわ」 |
撃破 |
「邪魔よ!」 「ブレイク!」 「相手が悪かったわね!」 「やった!」 |
被弾 |
「痛っ!」 「はぅ……」 「これくらい……!」 |
被撃墜 |
「そんな……」 「よくもやったわね!」 |
産廃じゃないわよ!
姫騎士スキーに定評のある某居民(通称:ぬるぬるさん)が欲しくて欲しくて仕方がなかったのだがなかなか当たらず、いつぞやのメガガラポンの時だかに40kぐらいかけてよーやくゲットしたことが記録に残っている。
現在でこそゼロスキンアイヴィスで好き勝手やっているぬるぬるさんだが、かつてはエリザロッテを使って当時最強の格陸であったバンガードアクスを(ハイエナ気味にだが)ぶち殺すという芸当をやってのけていた時期もあったのだ。ゆげぇのエリザロッテといえばぬるぬる、ぬるぬるといえばエリザロッテである。
しかしぬるぬるのエリザはメガガラカラーの淡い金髪の影武者(本人談)である。
それとはあまり関係ないがよく右の絵のようなバカヅラしたエリザのAAが(俺様によって)貼られている。