楽団員最後の一人フルーネと同時に実装されたSサイズの砲戦ジアスロボ。リメイク等ではない新規実装の砲戦ジアスはモニカ以来となる。
ミアリーの後輩であり、コイツもまた発明家の一人である。発明品は発射後に分裂する多弾頭ミサイル『クラスターミサイル』(ゲーム内の表記はバーストミサイルだが武器種別が『CLUSTER MISSILE』なので当稿ではこっちで呼ぶ)。イルミス自身メイン・サブ二種類のクラスターミサイルを装備しており、他にも分裂はしないのだがいきなりハイパーショット状態かのような物凄い連射速度を誇るミサイル『コメットランチャー』を搭載しており火力は非常に高い。
尚、メイン版クラスターミサイルとコメットランチャーはAMジョイントとなっており取り外しが可能で、かつイルミス入手後は各300円でショップ購入が可能となる。AMジョイントとしては稀代の高火力武装であり、手に何ももって無くてもこれだけで戦えるほどの性能を誇る。
尚、クラスターミサイルの「一定距離で拡散する」という挙動はリーシャのメルークと同じ挙動のようだ。
だがこのクラスターミサイル、どうもまだ開発段階なのかBD内臓のサブ版クラスターミサイルは誘導性に難がありマトモに誘導せず(メイン版は狙えばちゃんと当たる)、イルミスを運用するのであればサブ版ミサイルは無いものとしてAMジョイント二種類と手持ち武器を組み合わせてぶっぱ砲として運用するのがセオリーとなってしまった。さらに皮肉なことにぶっぱ砲として使うのであれば憧れでないほうの先輩のAMを移植して装備させると活躍できてしまうという始末。
何かとミアリーを慕っており、なんかあるとすぐミアリーの名を呼んだりセンパイセンパイうるさかったり、被弾時にも「先輩ッ!」と叫んだりするのだが、当然交戦相手がミアリーだった場合にも云うのでなんかもにょる。同様に敵のミアリーを撃墜した時も「ミアリー先輩、やりました!」と報告する。この場合は「ミアリー先輩(を)殺りました!」って意味なんだろう。
逆にルーシェに対しては憧れてないというか、恐怖心を抱いているようで出撃時にルーシェが居ないことをしつこく確認したりする(この時のボイスはイルミスの全ボイス中最も可愛いと思われるので必聴)。このときも例えルーシェが目の前に居ても「ルーシェさんいないね!」とか云ったりする。システムの限界である。
回避性能についてはミアリー先輩と同様にFly砲として十分な性能を持っている。というか常時浮いているせいかFly値が先輩よりも高く、S砲としてはリリレイン、アイシーと並びトップクラスの機動性を誇るといっていい(約一名ほど砲戦機のクセにFly値が20の大台に乗ってるアホがいるがあいつは規格外とする)。
機動性においては先輩を上回るものの、先輩のようにルーシェのバリアをブチ抜けるほどの強力な爆風武器は持っておらず、ルーシェを怖がるのはヤツの性格が苦手なだけではなく、武装面・戦術面でも苦手な相手であるからに違いない。
先輩二名と比較して発明品が地味な印象があったが、後の2012/11/1 新型の「Type.Q」が実装され状況は一変する。
イルミスType.Qは元祖イルミスに比べBD内臓ミサイルの弾頭数が減っている(6発に分裂していたのが3発に分裂するようになった)のだが、かわりに同時に4体のロックオンが可能になり(元祖は2体)、さらに難点であった誘導性が劇的に改善されており、例え相手が無制限部屋の高機動空戦機であろうが右クリックすりゃあバカスカ当たる恐ろしい性能になって帰ってきたのだ。これに加えて元祖と同様の高性能なAMジョイントも健在であり、ぶっ壊れ砲戦の一人に名を連ねるに相応しい性能となった。実際単位時間あたりのダメージはミアリー先輩を軽く上回っている。
ミサイルを得意とする砲戦ジアスは2名ほど先輩が居るが、対空性能特化のデストラクトガールと長距離砲撃特化のトイボックスガールに対し、どっちもある程度こなせる中距離型……と云いたいところだがどっちも完全にこなせる万能型と云っていいかもしれない。少なくともデス子の防空圏はイルミスもカバーできるし、トイ子と比べても射程距離は20しか違わない。誘導性能はトイ子に劣るかもしれないがこっちは何せ弾頭が分裂するのだ、命中精度は互角かそれ以上であろう、多分(ただしType.Qに限る)。
三人組の楽団員で最後の実装となったフルーネの、ついで・穴埋め・数合わせ的な感じで実装された感が強く、フルーネがコレクションカードプレゼントの対象だったのにも関わらずこいつはあてても何も無し、とお世辞にも良い扱いではなかったのだが、既存キャラと関連性があるのにそれを匂わすセリフが何一つ存在しない手抜き師匠に比べれば、始終やかましいぐらいにミアリーミアリールーシェと先輩達の名を呼ぶのでボイス面ではまだ恵まれていた方だと云えるだろうか。
セリフとかボイスとか | |
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出撃 |
「私も……ミアリー先輩みたいに……!」 「はぁ……大きくならないのって、重たい武装のせいなのかな……」 「地形データ……入力……再計算……よし!」 「じ……実戦テストを……開始します!」 「る……ルーシェさんは…いない…よね?」 |
近接攻撃 |
「そこっ!」 「やっ!」 「甘いっ!」 「てぇい!」 |
撃破 |
「ミアリー先輩…やりました!」 「余所見…するから…っ!」 「攻撃は最大の防御……ですっ」 「よし……っ!」 |
被弾 |
「いやっ」 「はうっ」 「先輩!」 |
被撃墜 |
「もうちょっと……頑張らないと……」 「こ、こんな結果じゃ……認めてもらえないよ〜……」 |
ある日突然ひっとうの琴線に触れた娘である。
さらに「来月頭ぐらいにイルミスの再販がくるかもしれない」とひっとうが発言したのは10月のことであった。
また、くそまくさん曰く「顔のテクスチャがゼロ子に匹敵するほどヒドイ」とのこと。くそまくさんは入手後速攻で顔のテクスチャを描きなおしていた。